プレハブ設置に高所作業車は必要?ユニック車との使い分けを解説

プレハブやユニットハウスの設置を計画する際、「どんな重機を手配すればいいのだろう?」「高所作業車は必要なのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
基本的には「ユニック車」一台で設置できることが多いですが、建物の高さや現場の状況によっては「高所作業車」も必要になります。この記事を読めば、プレハブ設置に必要な重機の選び方がわかり、現場に合わせた最適な手配ができるようになります。
プレハブ設置に高所作業車は必要?基本的な重機と使い分け
プレハブ(ユニットハウス)の設置において、主役となる重機はユニック車(クレーン付きトラック)です。ユニック車は、プレハブを荷台に積んで運び、現場に到着したら搭載されているクレーンで吊り上げて設置までを1台でこなせる便利な重機です。
一方、「高所作業車」は、人が高い場所で安全に作業するための足場を提供する車両です。プレハブ自体を持ち上げる力や機能は備えていません。
それぞれの役割をまとめると、以下のようになります。
- ユニック車:プレハブを「運んで置く」ための重機
- 高所作業車:設置後の屋根や高所で「人が作業する」ための重機
平屋(1階建て)の設置ならユニック車だけで完結することがほとんどです。しかし、2階建て以上の場合や複雑な連結作業が伴う場合は、作業員の安全を確保するために高所作業車もあわせて使用します。
プレハブ設置の基本はユニック車!その役割と注意点
前述の通り、プレハブ設置の主役はユニック車です。工場で完成したユニットハウスをトラックに載せ、現地でクレーンを使って降ろすのが基本的な流れです。
運搬と設置を1台でこなせるため、コストを抑えられるのが最大のメリットです。設置作業もスピーディーで、現場の条件が良ければ1棟あたり数十分で完了することもあります。
ただし、ユニック車が万能というわけではありません。クレーンの作業範囲やトラックが進入できるスペースには限りがあるため、事前の現場確認が非常に重要になります。
ユニック車の作業範囲と高さの限界
ユニック車のクレーンが届く範囲には限界があります。一般的な4tユニック車の場合、トラックの荷台中心から約4メートル以内の範囲にしかプレハブを降ろせません。これ以上遠くに設置したい場合は、より大型のクレーン車が必要になります。
高さにも注意が必要です。クレーンのブーム(竿)を伸ばせる高さには限りがあり、上空に電線や樹木などの障害物があると、設置作業ができない場合があります。特に2階建てのプレハブを設置する際は、1階の上に2階部分を積み上げるための十分な高さ(クリアランス)が必要になります。
設置場所のチェックポイント(道路幅・電線・地盤)
ユニック車が現場に入り、安全に作業するためには、以下の3つのポイントを確認しておく必要があります。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 道路幅 | 4t車なら幅4m以上が必要 |
| 電線 | 上空に電線がないか確認 |
| 地盤 | アウトリガーが沈まない固さ |
特に注意したいのが電線で、クレーン作業における最大の障害物です。感電事故を防ぐため、電線が近い場所での作業には、電力会社への事前連絡や防護管の設置が求められることがあります。
高所作業車が必要になる3つのケース
基本はユニック車での設置ですが、現場の状況によっては高所作業車の手配も必要になります。
作業員が梯子(はしご)や脚立では安全に作業できない高所での作業が発生する場合がそれに当たります。ここでは、高所作業車が必要となる代表的な3つのケースを見ていきましょう。
ケース1:ユニック車のクレーンが届かない高所での作業
2階建てや3階建てのプレハブを設置する場合、上層階の連結作業や屋根の防水処理などが必要になります。
ユニック車はプレハブを吊り上げることはできますが、クレーンに人を乗せて作業することは法律で禁止されています。そのため、作業員が高所へ移動するための別の手段が必要になるのです。
梯子で対応できることもありますが、3階建て以上の高さや屋根の上など、広い範囲を移動しながら作業する場合には高所作業車が最適です。安全かつ効率的に作業を進めることができます。
ケース2:狭い場所での細かな部材取り付けや仕上げ作業
プレハブ同士を連結するボルト締め、雨樋(あまどい)の取り付け、外壁のコーキング(隙間埋め)といった細かな作業には、安定した足場が欠かせません。
建物の周りが狭くて本格的な足場を組むスペースがない場合や、短期間の作業で足場を組むまでもない場合に高所作業車は活躍します。垂直昇降型やコンパクトなクローラ式のリフトなら、狭い通路でも進入して作業床を確保できます。
ケース3:作業員の安全な足場を確保したいとき
労働安全衛生規則により、高さ2メートル以上の場所で作業を行う場合は、作業床を設けるなどの墜落防止措置を講じることが義務付けられています。
プレハブの屋根の上は、足場が不安定になりがちです。高所作業車のバスケット(作業床)を利用すれば、手すりに囲まれた安全な環境で作業でき、工具や部材の落下防止にもつながります。「安全第一」で工事を進めるためにも、不安定な梯子での作業は避け、高所作業車の利用が推奨されます。
ユニック車や高所作業車が使えない場合の対処法
現場前の道が狭くて重機が入れない、あるいは設置場所が道路から遠すぎてクレーンが届かない、というケースもあります。そのような場合の主な対処法を2つご紹介します。
- ラフタークレーンを使用する
ユニック車よりもブームが長く、吊り上げ能力が高い「ラフタークレーン」を別途手配します。プレハブをより遠くまで吊って運ぶことができます。 - 現地組み立て(ノックダウン)式のプレハブを選ぶ
完成品を運ぶのではなく、部材をバラバラの状態で搬入し、現場で組み立てるタイプのプレハブを選びます。この方法なら、トラックが入れない場所でも部材を手で運んで設置できます。
プレハブ設置を安全に進めるための重要ポイント
プレハブ設置をトラブルなく終えるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 資格の確認:クレーン操作には「移動式クレーン運転士」免許、玉掛け作業には「玉掛け技能講習」の修了がそれぞれ必要です。
- 事前の現地調査:「トラックは入れるか」「上空に電線はないか」などを事前にメジャーで測っておきましょう。不安な場合は、専門業者に下見を依頼するのが確実です。
- 近隣への配慮:クレーン作業や高所作業車の稼働音、道路の使用などで近隣に迷惑がかかる場合があります。事前に一声かけておくと、トラブル防止につながります。
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ケンキ犬プレハブ設置はユニック車が基本だけど、2階建てや安全対策には高所作業車が頼りになるんだね!現場の状況に合わせて使い分けよう!
